ユナイテッド航空のエンジンが大破したB777-200型機(N772UA)が飛行機のビクタービルへ移動したことがわかりました。
同機は、2021年2月20日のデンバー発ホノルル行きUA328便において、離陸後第2エンジンが大破するトラブルが発生した機体で、NTSB（米国国家運輸安全委員会）の調査が終了したことから、これまで保管されていたデンバーから飛行機の墓場として知られるカリフォルニアのモハーベ砂漠にあるビクタービルに移動しています。
今回の移動目的は明らかにされていませんが、同機の機齢が26年ということを考えると、このまま退役となることが有力と考えられます。
この事故を巡っては、各国の航空当局が同型機の運航停止を指示し、日本においてはJALが計画を前倒しして早期退役させるなどの措置を講じました。Photo : NTSB
