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キャセイパシフィック航空、2021年8月4日からA321neoの運航を開始 38年振りのナローボディ機

 キャセイパシフィック航空は、2021年8月4日よりA321neoの運航を開始することを発表しました。

 同日より香港~上海/浦東線に投入される予定となり、8月中に香港~広州、杭州、南京、青島、高雄、台北線に順次投入する計画となります。

 キャセイパシフィック航空は、すでに4機のA321neoを受領しており、2021年の下半期にさらに2機を受領する予定で、2023年末までに合計16機のA321neoを導入する予定です。なお同機は、ビジネスクラス12席、エコノミークラス190席の計202席仕様となっています。


Photo : Cathay Pacific

 今回の発表に伴い同社のAugustus Tang CEOは『来月、最新鋭のA321neoが運航を開始することに非常に興奮しています。ナローボディ機のA321neoは、当社の機材の中で最も新しいものであり、お客様に世界で最も楽しい短距離路線の体験を提供するために設計され、数々の新機能が搭載されています。より多くの地方路線にA321neoを投入し、お客様をお迎えできることを楽しみにしています』と述べています。

 キャセイパシフィック航空は長らくワイドボディ機のみで運用していましたが、キャセイドラゴン航空のブランド廃止に伴い、ナローボディ機を引き継ぐことになり、1983年のB707の退役以来となるナローボディ機を運用することになります。

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