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ノースアトランティックエアウェイズ、機体デザインを発表

 ノルウェーの新長距離LCCとなるノースアトランティックエアウェイズは、機体デザインと今後の事業計画を発表しました。

 既に15機のB787型機リース導入の契約を締結している同社ですが、2022年3月から4月頃に運航を開始し、夏までに全機を稼働させる計画として大西洋路線に進出します。路線については、ヨーロッパ側はオスロ・ロンドン・パリ、アメリカ側はニューヨーク・ロサンゼルス・フロリダを就航地として挙げており、今後これらの就航地を結ぶ路線を計画しています。なお座席構成はプレミアムトラベルクラスとエコノミートラベルクラスの2クラス制としています。

 また今回発表された機体デザインについては、バイキングが1000年前に海を航海したときに使用した船からインスピレーションを得たとし、大西洋を横断することが同じ目的であることが影響したとしてます。このようなことから、尾翼には、バイキング時代の木製ロングシップの船首をイメージしたものをデザインしており、これが同社のロゴマークになるとしています。また各機材には、就航各国の国立公園の名前を名付ける予定としています。

 ノールウェージャンが長距離路線から撤退したことで誕生したエアラインですが、予てから事業の採算性が疑問視されている大西洋横断の長距離LCCが黒字化するのか注目となります。Photo :NORSE ATLANTIC AIRWAYS

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