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各空港の2022年度予算の概算要求 成田・関西・中部・福岡・新千歳など

 国土交通省航空局は、2022年度予算の概算要求を公表し、各空港の事業内容と要求額の詳細が明らかになっています。

 羽田空港においては、既報の記事の内容となり、残る空港の詳細をお伝えいたします。

【成田空港】要求額176億円 うち空港整備勘定からの無利子貸付154億円
政府無利子貸付金を活用し、B滑走路の延伸、C滑走路の新設等の機能強化を支援。第3ターミナルの増築に伴うCIQの施設整備、庁舎耐震対策、航空保安施設の更新を実施

【関西空港・伊丹空港】要求額49億円
両空港における航空機の安全な運航を確保するために航空保安施設の更新を実施。空港機能強化を図るための検討を実施。

【中部国際空港】要求額9億円
完全24時間化の実現のため、戦略的に施設のフル活用を図ることが重要な課題と認識。現施設のフル活用を図るための検討等を実施。令和4年度は、航空機の安全な運航を確保するために航空保安施設の更新等を実施。

【一般空港】要求額900億円
《福岡空港》滑走路処理能力の向上を図るため、滑走路増設事業を引き続き実施。

《那覇空港》観光客の増回に伴い、バス・タクシー・レンタカー送迎車・一般車により混雑が深刻化していることから、国内線ターミナルビル前面の高架道路を国際線ターミナルまで延伸して混雑緩和を図る。

《新千歳空港》冬期の欠航や遅延の解消が課題であることから、誘導路複線化や滑走路端近傍のデアイシングエプロンの整備を行う。

Photo : 国土交通省

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