ブリティッシュエアウェイズは、新LCCを設立することを検討していることがわかりました。
同社が検討している新LCCは、ガトウィック空港を拠点とする短距離路線に特化したLCCとなり、業績改善に向けた新たな戦略として設立を検討しています。
現在も長距離路線は新型コロナウイルスの影響を受ける一方で、欧州線においては需要の回復がみられることから、ブリティッシュエアウェイズよりもコストを下げてライアンエアやイージージェットに対抗できるLCCを運営することで、グループとして業績改善に繋げたい考えです。
現時点では2022年夏以降の就航を目指すとみられており、今後IAGグループ内で合意を得た後に、新会社設立へ向けた準備を進めることになります。
日本でもANAがエアージャパンをリブランドし新LCCを設立しますが、今後早期回復が見込まれるレジャー需要の利用者が多いLCC事業において、競争が一段と激しくなることが予想されます。
