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カタール航空、猛烈に批判していたA380を一転して再稼働へ 早ければ2021年11月にも5機が運航再開へ

 カタール航空のAkbar Al Baker CEOは、早ければ2021年11月にも5機のA380型機が再稼働する見込みであることを海外紙のインタビューで明らかにしました。

 同CEOは『11月初旬には、A380を再び飛ばし始めることになると思います。現時点では5機を飛ばすことを検討していますが、10機すべてを飛ばすことになるかもしれません』と語り、全機が再稼働する可能性も出てきています。

 これは同社とエアバス社で問題となっているA350型機の塗装の欠陥問題により13機のA350型機が稼働できない状況であることが主な要因としています。既にA380の再稼働に向けた準備も進んでおり、同機の技術的なチェックや同型機のパイロットの再雇用なども始まっているとしています。

 これまで同CEOは、『我々が犯した最大のミスはA380を購入した事』『A380には未来が無い』など猛烈な批判を繰り返し述べていましたが、現時点では、同型機は復帰する見込みとなります。なお現時点では、投入路線は発表されていませんが、今後数週間内に投入路線が発表される見込みです。Photo : Airbus

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