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タイ、11月1日から特定国のワクチンを接種した旅行客の受け入れを開始【隔離無し】

 タイのプラユット首相は、2021年11月1日より特定国の旅行者の受け入れを再開することを発表しました。

 対象となるのは、アメリカ、ドイツ、シンガポール、英国、中国など10ヵ国となる見通しで、ワクチン接種を条件として隔離は免除されます。今後は12月1日、1月1日などに対象国を追加しする方針としており、感染状況の低リスク国から順に対象となっていく見通しです。

 パンデミック以前のタイは、GDPの20%を観光業が占めていたことから、経済のためにも外国人観光客の受け入れは急務となっており、同首相は「この決定にはリスクが伴うことを私は知っています。入国制限を緩和することで、感染者数が一時的に増加することはほぼ確実だ」としており、リスクを取りながらも経済の再建を目指す考えをしています。

 現在多くの国がゼロコロナ政策を諦めコロナとの共存に舵をきっており、今後海外旅行に枠組みが徐々に定まっていくものと考えられます。

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