キャセイパシフィック航空は、2021年9月の搭乗実績を発表しました。
搭乗者数は、パンデミック以前となる2019年9月と比較して94.6%減の131,774人で、1日あたり6,562人が利用した計算となり搭乗率は45.8%となっています。なおパンデミックの影響を受けた前年比では、180%増加となり、1日の平均搭乗者数は2020年3月下旬以来の最高となっており、6ヵ月連続でプラス成長となっています。
また今後の見通しについては、明確には言及せず、アメリカを中心とした様々な市場への旅行者に対する検疫要件の緩和による需要回復の可能性を引き続き監視および評価を行っていくとしてます。
同社は国際線の運航のみとなっていることから依然として利用客が伸び悩んでおり、特に香港に向かう旅客は厳しい入国制限により低水準が続いています。今後は、政府の制限緩和が無い限り大きな回復は期待できないのが現状となります。Photo : Cathay Pacific
キャセイパシフィック航空、2025年までにA350の長距離路線において巡行中の一時的なパイロット1名での運航を検討 3名体制から2名体制へ