エアバスは、アメリカ・アリゾナ州フェニックスに拠点を置くインディゴパートナーズから計255機のA321neoファミリーの追加受注を獲得したことを発表しました。
インディゴパートナーズは、フロンティア航空(アメリカ)、ウィズエアー(ハンガリー)、ジェットスマート(チリ・アルゼンチン)、ボラリス(メキシコ)に出資するファンドとなり、LCCの運営を得意とするグループとなります。
受注した航空機の内容は、A321neosとA321XLRとなり、以下のように各エアラインに配分されます。なおこの受注によりエアバスは、同グループより累計1,145機のA320ファミリーを受注したことになります。
ウィズエアー:102機(75 A321neo + 27 A321XLR)
フロンティア航空:91機(A321neo)
ボラリス:39機(A321neo)
ジェットスマート:23機(21 A321neo + 2 A321XLR)
今回の契約締結に伴いインディゴパートナーズのBill Franke 氏は『今回の発注は、我々が今後10年間、安定した成長を目指すことを再確認するものです。エアバスA321neoおよびA321XLRは、従来機に比べて業界最高水準の効率性、低単価、二酸化炭素排出量の大幅な削減を実現しています。これらの航空機により、ウィズエア、フロンティア航空、ボラリス、ジェットスマートは、低価格の運賃を提供し市場を活性化させ、業界をリードしていきます。』とコメントしています。Photo : Airbus