タイ政府は、2022年2月1日からワクチン接種者を対象に隔離期間無しで全世界からの旅行客を受け入れることを発表しました。
これまで日本を含めた特定国からの入国者に対し、隔離期間を免除する措置を行っていましたが、オミクロン株の出現によりワクチンの効能などの不確実性などを理由に12月22日よりこの制度を停止していました。
しかしながら現時点で、デルタ株の流行時のピークを下回っているほか、重症化率も低く医療体制も逼迫していないことなどから、以前同様にコロナとの共存に再び舵をきり、今回は対象国を全世界にまで拡大して観光業の回復を目指す計画です。
なお入国者は、到着時と5日目に検査を受け行動の追跡に同意する必要がありますが、それ以外では通常滞在が可能となり、このモデルケースが成功を収めれば、アジア各国が追従していくことが考えれます。