ANAホールディングスは、事業環境の変化に対応するため発注済みの機材となるA321LRをA321neoに変更することを発表しました。
今回変更となったのは、A320neo×1機とA321neoLR×2機をA321neo×3機に変更するものとなり、以前までのA320neo×16機+A321neoLR×2機の契約をA320neo×15機+A321neo×3機に切り替えるものとなります。なお変更後のA320neoの受領時期は2022年度~2025年度、A321neoは2025年度から2026年度となります。
今回導入数が減ったA321LRは、ピーチ向けの機材として発注されたもので、当初は機材の特性を生かした国際中距離路線への展開を目的に増機が予定されていました。
この変更理由は、事業環境の変化に対応するためとしており、ANAがエアージャパンをリブランドしコロナ対応として設立する中距離路線を担当する新LCCの影響がある可能性があります。Photo : Peach Aviation
ANA、エアージャパンを活用した第3ブランドとなる新LCCを設立することを発表 B787で東南アジアなど中距離路線に進出