スカイマークは2022年1月の搭乗実績を発表しました。オミクロン株の感染拡大の影響により、3ヵ月連続で記録していた搭乗率60%台から、再び低迷期の40%台に逆戻りしています。詳細は以下の通りです。
全路線で提供座席数は756,852席、搭乗者数366,457人、搭乗率は47.5%で推移しています。
各ベースの搭乗率は以下の通りです【ベース空港/前年度比/搭乗率】
◆羽田発着路線 +9.0p 52.4%
◆新千歳発着路線 +12.8p 53.5%
◆神戸発着路線 +10.5p 46.7%
◆福岡発着路線 +4.5p 54.5%
◆那覇発着路線 -2.0p 35.6%
1月にオミクロン株が急拡大した影響を受け、再び搭乗率は40%台まで落ち込みました。ただ、以前よりは落ち込み方が鈍化していることから、世間が徐々にコロナとの共存を意識し始めた兆候ともみてとれます。既に欧米では、今夏の航空需要が大幅に回復すると予想されていますが、日本においては、国民性も影響し当面停滞が続くものと推測され、暫くは辛抱が必要な期間が続きそうです。Photo : Skymark