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スターラックス航空、A330-900neoの初号機を受領 5月以降に成田線にも投入へ

 台湾のスターラックス航空は、A330-900neoの初号機(B-58301)を受領しました。

 同社は、A330-900neoを合計8機リース導入予定で、年内に3機体制とする計画です。これらの機材は、主にアジア首都路線への投入が予定されており、現時点で初号機が路線投入される5月以降にマカオ、ホーチミン、シンガポール、バンコク、成田線などに投入予定となります。


Photo : Starlux Airlines

 同社のA330neoは、フルフラットのビジネスクラス28席とエコノミークラス269席から構成される2クラス297席仕様となり、レイアウトは前者が1-2-1、後者が2-4-2となります。そして全座席で4Kモニターが搭載されており、ビジネスクラスは17.3インチ、エコノミークラス13.3インチとなっています。またエンジンはロールスロイス・トレント7000エンジンを搭載しており、前世代機に比べ燃費性能が12%向上してます。

 なお導入予定のA350-900型機に関しては、2022年下半期に受領予定としており、今後A321・A330neo・A350の3機種でアフターコロナの見据えネットワークを拡充する計画としています。

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