EUは、ロシア政府のウクライナ侵攻に対する制裁の一環として、ロシアの航空会社に航空機及び航空機のスペアパーツの販売を禁止する措置を講じることがわかりました。
これは欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長が記者会見で明らかにしたもので、ロシアの民間航空機の4分の3はEU、アメリカ、カナダ製の航空機を使用していることから、この制裁によりロシアの航空ネットワークに影響を与え、経済に打撃を与えることができるとしています。
なおこの措置は、欧州首脳の承認を得ているものの、まだ発効されていないとしています。
この影響を受け、アエロフロートロシア航空がエアバスに発注しているA350型機(8機受領済)の納入にも影響が及ぶものとみられれ、未受領分の14機のA350型機の納入は停止される見込みです。Photo : Airbus