タイベトジェットが2022年4月1日にエイプリルフールのネタとして投稿したツイートがタイ王室に対しての不敬罪にあたるとして、現在捜査対象となっていることがわかりました。
同社は、ナーン県のナーンナコーン空港とドイツのミュンヘン空港を結ぶ路線を開設するとツイートし、これが不敬罪にあたるとして現在捜査が行われている模様です。
同社が保有する機材や発着空港からして開設がありえないのは一目瞭然ですが、このツイートの目的とするのは、国王が配偶者のシニーナート・ウォンワチラーパックさん(ナーン県出身)が住むミュンヘンによく訪れることから、これをからかう目的とみられています。
現国王とシニーナート・ウォンワチラーパックさんは、スキャンダルが多いことで知られ、国王はコロナ禍で20人の愛人を引き連れドイツに引き籠ったほか、同女性は性的な画像流出などで度々世間を賑わせており、これまでタイで絶対的であった王室の信頼が揺るぐ原因となっています。
なおタイベトジェットは謝罪していますが、最悪の場合担当者が不敬罪として最高で懲役15年の刑に処される可能性があります。Photo : Thai Vietjet Air
