ドイツ当局は、ロシアへの制裁の一環としてカーゴロジックエアの出発を阻止していることがわかりました。
現地紙によると、整備のためにフランクフルトのハーン空港に寄航していた同社のB747-400Fが整備を終えたものの、当局は該当機の出発を認めていない模様です。
現在のところ出発の目途はたっていないと共に、今回の対応は、同社がヴォルガドニエプルグループに属しており、所有者がロシア人であることから、EU指定の制裁対象になるとしています。
同グループ会社においては、BOCアビエーションがエアブリッジカーゴに対しB747-8Fの返却を求め提訴するなどしており、制裁により企業活動が難しい状況に追い込まれています。Photo : Cargologicair