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ジェットスタージャパン、本日2022年7月1日よりA321LRの定期路線への投入を開始

 ジェットスタージャパンは、本日2022年7月1日より先月受領したA321LRを定期路線への投入を開始します。

 本日より東京/成田~福岡のGK503/502便、東京/成田~札幌/新千歳線のGK111/110便、GK119/120便に投入する予定としており、当面は新型コロナウイルスの影響もあり国内線で同型機を運用する方針です。

 また同型機は、新たなデザインとなっており、ジェットスターのコーポレートカラーであるオレンジ色の尾翼と機体の下部およびシャークレットに入ったジェットスターロゴが特徴となっています。塗装工程において2層によるコーティングシステムを新たに導入したことで、より塗装が長持ちすると同時に塗料の重量を最大で30%削減するため、燃費効率を向上し、CO2の排出も削減します。


Photo : Jetstar Japan

 また追加燃料タンクが搭載されることで、現行のA320ceoよりも航続距離が83%延び、約3,000kmから約5,500kmまで航行可能になったことから、現行の航空機では就航できなかった、中・長距離のエリアまで飛ぶことができるようになり、今後新路線の開拓が期待されています。

 今後の同型機の受領予定は、現在のところ2号機は年内の受領を予定し、3号機は2023年以降となる予定となっています。

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