スカイマークの洞社長は、機材の大型化を検討していることを明らかにしたと日本経済新聞が報じました。
現在スカイマークは、B737-800の単一機材の運航していますが、今後一部機材を大型化して需要が見込まれる路線に投入することを検討している模様です。
羽田空港を拠点とするスカイマークは、今後新たな発着スロットを確保することが見込めないことから、機材を大型化することで収益を最大化する狙いがあります。
倒産以前の体制においても、類似した考えでA330-300型機を導入しましたが、導入初期にはオペレーションが混乱したほか、経営状況の悪化により、単一機材でコスト削減を図るために同型機の運航を取り止めた過去があり、今度はナローボディ機の長胴型機材の導入を検討するのか、もしくはワイドボディ機の導入を再び検討しているのかも注目ポイントとなります。
また既存のB737-800型機においても2025年から機材更新を行いたいとし、航続機としてボーイングと共にエアバス機も視野に入れているとし、今後の動向が注目されています。Photo : Airbus