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EASA(欧州航空安全局)、航空需要の正常化に伴いプレイターの運航の特別許可を正式に終了

 EASA(欧州航空安全局)は、航空需要の正常化に伴い旅客機から座席を取り外し一時的な貨物機仕様とする“プレイター”の特別許可を2022年7月31日をもって正式に終了しました。

 プレイターは、ルフトハンザグループCEOが作ったpassenger aircraftとfreighterを掛けわせた造語で、コロナ禍で活躍の場を失った旅客機から一時的に座席を取り外し、客室部で貨物を輸送する貨物機に改修した機材となります。

 これまで何度か延長する形で特別許可が与えられていましたが、航空需要が正常化してきていることから、特別許可の延長を見送りました。

 なお既に中国当局は、現代の旅客機の設計は、客室に大量の貨物を積み込む状況を考慮しておらず火災等の安全上の懸念があるとし、改修を行った機材については、2022年6月28日までに復元するよう既に指示しています。

 世界的にプレイターの運航が縮小していることがコロナ禍からの回復を示しているものとなり、航空需要の完全回復が待たれます。Photo : TAP

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