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ルフトハンザテクニック、マニラの整備工場の拡張工事が完了

 ルフトハンザテクニックは、マニラの整備工場の拡張工事が完了したことを発表しました。

 ルフトハンザテクニックフィリピンは、マニラで新しい格納庫を稼働させ、既存の7つのメンテナンスラインに加え、さらに3つのメンテナンスラインを追加しました。

 この新格納庫は、ナローボディ機4機またはワイドボディ機1機とナローボディ機2機のスペースを確保できるよう設計されており、A380の収納も可能となっています。

 ルフトハンザ テクニック フィリピンのElmar Lutter CEOは、「このマイルストーンは、パンデミックにより企業として経験した最も困難な時期から、回復しつつある現在の段階への移行を意味します。これは近い将来に晴天が広がっていることを示すものです」と述べています。

 なお合計で4つ目の格納庫は、オーバーホール能力を最大20%向上させ、少なくとも275人のスタッフを追加雇用する予定となります。ルフトハンザテクニックフィリピンは、ルフトハンザ テクニックAG(51%)とフィリピン最大の航空サービスプロバイダーであるマクロアジア社(49%)の合弁企業として2000年に設立されました。同社は、エアバスA320ファミリーとエアバスA330、340、A380、B777型機のオーバーホールを専門に手掛けています。Photo : Lufthansa Technik

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