ハワイアン航空は、導入予定のB787-9型機において2機を追加発注したことがわかりました。
同社は、B787-9型機を確定発注10機とオプション10機の契約をボーイングと締結していましたが、今回オプションを行使して2機を追加発注し、計12機を導入する契約へ変更しています。
また初号機の受領は、2023年第4四半期を予定していることが明らかにされており、2024年にはさらに3機を受領し、2027年までに全機を導入する予定としています。
また同型機の導入に伴い座席も現行機に比べアップグレードされることから、競争が激しくかつ、ビジネスクラス需要の高い路線に投入される予定となっており、ホノルル発着のニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、東京(羽田・成田)、ロンドン線などが候補になっているとみられています。
なお機内は、ビジネスクラス34席、エコノミークラス267席の計301席仕様で、現行のA330からビジネスクラスをほぼ倍増させ、座席配列も2-2-2から1-2-1へと変更し競合他社に引けを取らない座席へとアップグレードしたものとなります。Photo : Hawaiian Airlines