元ノックエアCEOで現在タイの旅行代理店CEOのPatee Sarasin氏は、タイで中長距離国際線に特化した新航空会社を設立する計画であることを明らかにしました。
新会社はタイ国際航空に対抗することを想定しおり、フルサービスキャリアとして日本・韓国・中国・ヨーロッパ・アメリカ線の開設を予定しています。またコロナを教訓としてこれまで多くのエアラインにみられた中国市場に比重をおくのを控え、バランスのとれたネットワークを構築するとしています。
Photo : @Patee122
同氏によれば、タイの国内線においては、LCCの競争が激しく利益が見込まれないことから、国際線の中長距離線に特化した路線展開をする計画であるとし、機材はB787またはA350の導入を検討しているとしています。
今後は、2023年第1四半期にエアライン名を決定してブランド発表を行い、2023年冬スケジュール(10月)から運航を開始する予定としており、就航初期はチャーター便での運航になることを想定しているとしています。
なお資金調達においては、国内上場企業などからの投資を含め既に準備が整っているとしており、今後就航に至るのか注目です。