日本政府は、2月下旬にも中国からの旅客に対する水際対策を緩和し発着制限も解除する方針であることがわかりました。
現在の中国からの旅客に対する水際対策においては、全旅客を対象にウイルス検査を実施していますが、変異株がみつかることもなく、陽性者が際立って多いということはない現状を考慮し、今後はこれを無作為抽出検査とし、事前の陰性証明書の取得することで入国ができるよう緩和する方針です。
また発着空港においては、現在羽田・成田・関西・中部の4空港のみ受け入れている状況ですが、今後はこの制限も解除し、増便を行えるよう変更します。
以上のことから、今後日中間の航空需要回復が見込まれることになり、今後は更なる水際対策の緩和も期待されることから、2023年後半頃には一定の中国インバウンド旅客の回復が期待されます。Photo:China Aviation Review