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日本にも就航予定のノーザンパシフィック航空、2023年6月に初路線としてオンタリオ~ラスベガス線に就航へ

 日本にも就航を予定しているノーザンパシフィック航空は、2023年6月に初路線としてオンタリオ~ラスベガス線に就航することがわかりました。

 ノーザンパシフィック航空は、アラスカのアンカレッジを拠点としてアジア主要都市とアメリカ主要都市への運航を予定しており、今後東京/成田・大阪/関西・名古屋/中部・ソウル/仁川線の開設を予定し、乗り継ぎ需要を獲得する考えです。

 しかしながら、東アジア地域においては、新型コロナウイルスからの航空需要の回復が遅れていることや、ロシア・ウクライナ戦争などの影響によりETOPS問題などいくつかの課題が浮上したことから、東アジアへの就航が遅れることが濃厚となっています。(以前の計画では、2023年第2四半期前半にも東京/成田~アンカレッジ線を開設)

 ただ新会社設立にあたり、まずは就航に漕ぎつけられる目途がたったことは日本線就航に向けて大きな前進となり、今後本格的に航空需要の回復が見込まれる東アジア市場において就航を果たした後には、同社のアンカレッジ経由という戦略がどのような結果をもたらすのか注目となります。なおアンカレッジ空港の北ターミナルは、改修工事が行われ、乗り継ぎ時間の短縮が実現する見込みとなっています。Photo : Northern Pacific

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