カタール航空は、S7航空向けであったB737MAX8を導入する見込みであることがわかりました。
複数の情報源によれば、少なくとも9機を導入する見込みであるとしており、ロシアのウクライナ侵攻により納入不能となった機材が行き先が決まった模様です。既にボーイングの施設でカタール航空機塗装のB737MAX8の姿が確認されており、ほぼ確実とみられます。
.@qatarairways 737-8 A7-BSC landing at KPAE after painting at Portland earlier today as BOE209. 43329/8134 S7-NTU. pic.twitter.com/OLWyGlFh61
— BFI Watch (@bfi_watch_ca350) April 2, 2023
該当機:A7-BSA、A7-BSB、A7-BSC、A7-BSD、A7-BSE、A7-BSF、A7-BSG、A7-BSH、A7-BSI
また同社は、一時エアバスとの関係が悪化し、契約が破棄されたA321neoの代替発注としてB737MAX10を25機確定発注しましたが、その後エアバスと和解に至り再び50機のA321neoを導入する契約が復活していることから、今後ボーイングと何らかの調整を行うとみられていましたが、今回の導入するとみられる機材がその調整の一部の可能性もあります。
なおロシアのウクライナ侵攻により納入不能となった機材のエアバス機においては、これまでにアエロフロートロシア航空機向けの機材が、ターキッシュエアラインズやエアインディアに向かったことがわかっています。Photo : Qatar Airways
カタール航空、エアバスとの和解により契約破棄されたA321neoを導入しA350の受領も再開へ A380やB737MAXの導入にも影響か