羽田空港を運営する日本空港ビルデングは、2023年4月1日より、羽田空港第2ターミナルにおいて、本館と北側サテライトを接続する整備工事に着手したと発表しました。
今回の工事は、将来の航空需要拡大への対応や旅客利便性のさらなる向上を見据え、第2ターミナルの本館と北側サテライトを接続する施設を増築するもので、2025年春ごろの供用開始を目指しています。
現在専用バスにてアクセスが必要な北側サテライトと本館が一つの建物として繋がり、直接行き来できるようになるほか、増築部には、ターミナルから直接航空機へ搭乗できる搭乗口を3カ所新設し、旅客動線の最適化や定時運航率向上を図ります。
羽田空港においては、将来的に第1ターミナルを第2ターミナルを接続させることも検討していることがわかっており、ANA同様にJALも第1ターミナルで国際線を受け入れる可能性があります。
Photo : 日本空港ビルデング
【 工事の概要 】
・工事場所 東京都大田区羽田空港三丁目 第2旅客ターミナルビル 北側
・建物概要 主要用途 空港旅客ターミナル施設(北側サテライト-本館接続部 地上3階)
北側サテライト-本館接続部(増築) :約 21,000 ㎡
北増築棟(増築、改修) :約 19,000 ㎡
北側サテライト(改修) :約 11,000 ㎡
第2旅客ターミナルビル本館(増築、減築、改修) :約 322,000 ㎡
・工事期間 2023年4月1日から2025年2月末日(予定)