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羽田空港第1ターミナルの増築に伴う北側サテライト建設工事の見積合せを実施 供用開始は2025年を予定

 羽田空港を運営する日本空港ビルデングは、主にJALとスカイマークが使用している第1ターミナルの増築に伴う北側サテライト建設工事の見積合せを実施すると発表しました。

 同社は、この工事事業者の選定において技術提案と見積金額による総合評価により決定するとしており、既に着工したANAが主に使用している第2ターミナル同様に増築となります。


Photo : 日本空港ビルデング

 工事においては、JALが主に使用する24番スポット付近からサテライトに通じる連絡通路とサテライト棟を新設します。このサテライト施設には少なくとも6基のボーディングブリッジを設置する計画となり、利便性の向上が機体されています。

【工事概要】
工事場所 :東京都大田区羽田空港三丁目 第1ターミナル地区
(建物概要: 主要用途 空港旅客ターミナル施設
延床面積:北側サテライト-別棟(新築):16,576.31 ㎡、連絡通路-別棟(新築):3,098.51 ㎡
T1 既存改修(改修):6,560 ㎡、T1 既存解体(解体):261.41 ㎡
構造種別 北側サテライト-別棟(新築):鉄骨造(一部木造)、地上 3 階
連絡通路-別棟(新築):鉄骨造(一部木造)、地上 2 階
T1 既存改修(改修):鉄骨造(一部 SRC 造)、地上 6 階/地下 1 階
T1 既存解体(解体):鉄骨造(一部 SRC 造)、地上 2 階

 この工事完了後は、将来的に第1ターミナルを第2ターミナルを接続させることも検討していることがわかっており、ANA同様にJALも第1ターミナルで国際線を受け入れる可能性があります。

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