イギリスの新エアラインのグルーバル航空(Global Airlines)は、A380型機の中古機をドリックアビエーションより購入したことを発表しました。
現時点で計4機の導入が発表されており、この内2機は、元シンガポール航空機の9V-SKCと元ハイフライ航空の9H-MIPとみられています。
同社は、2024年春からロンドンを拠点に大西洋路線を展開させる計画としており、既に初号機は塗装作業などが進められていることが明らかにされています。
Photo : Global Airlines
今回の発表に伴い同社の創業者でありCEOのJames Asquith氏は以下のようにコメントしています。
『私たちが目指すものは、最高の空の旅を提供することであり、比類のないレベルのスペース、快適性、サービスを備えたA380は、そのビジョンを達成するための絶対的な中心となるものです。今回の初号機の購入は、グローバル展開への道筋が順調に進んでいることを示すものです。次のステップは、私たちの高いスペックに合わせた機体のオーバーホールと改装を行い、お客様に最高の体験を提供することです。リースではなく、航空機を購入することは、財務的な安全性と弾力性を確保するという当社のコミットメントを示すものです。』
新たに同型機の運用するエアラインが現れるのは約8年振りとなり、今後同社がどのような事業展望を行うのか詳細が待たれます。