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ルフトハンザドイツ航空、本日2023年6月1日よりミュンヘン~ボストン線にA380型機を投入 約3年振りにA380型機の運用を再開

 ルフトハンザドイツ航空は、本日2023年6月1日よりミュンヘン~ボストン線にA380型機を投入し約3年振りにA380型機の運用を再開します。

 同社は、新型コロナウイルスの影響を受け保有する全てのA380型機を長期保管とし、その後退役させる方針でしたが、需要の急回復により同型機の再運用を決め、2023年末までに4機のA380がミュンヘンを拠点に配備される予定となり、2024年には更に2機が復帰する予定となっています。

 現時点で、本日からのミュンヘン~ボストン線に続き、来月にはボストン~ニューヨーク線に投入し、10月からはミュンヘン~ロサンゼルス・バンコク線に投入する予定となっており、今後も運航路線が拡大する見通しです。

 同社のA380型機は、ファーストクラス8席、ビジネスクラス78席、プレミアムエコノミー52席、エコノミークラス371席の計509席仕様となり、これまで使用されていたA340-600型機から大幅に提供座席数が増加し、約80%の増加量となります。

 今後A380型機の運用機数や今後の運用年数は、ボーイングが開発するB777Xの開発に左右されるとみられており、この大型機がいつまで活躍していくのかも注目していきたいポイントとなります。Photo : Lufthansa

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