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ルフトハンザドイツ航空CEO『B747-8型機は向こう10年は運用する方針。最後の4発機はB747-8』

 ルフトハンザドイツ航空のCarsten Spohr CEOは、今後に機材運用について言及し、同社が保有する最後の4発機はB747-8型機になるとの見解を示しました。

 先日A350-1000型機をはじめとしたワイドボディ機を多数発注した同社ですが、これらの機材の導入により中期的にB747-400、A340-600、A340-300、A330-200、B777-200、B767-300を発注機材に更新して退役させる計画を明らかにしました。


Photo : Lufthansa

 また長期的にはA380とB747-8型機も退役となる見込みですが、A380の退役時期についてはB777Xのデリバリースケジュール次第になるとし、B777Xの納入開始によりA380型機は退役に向けて動き出すことになります。そしてB747-8型機においては、同CEOは具体的な退役時期は言及せず『向こう10年は運用することになるだろう。当社の最後の4発機はB747-8型機になると考えている』とコメントしています。

 既報の通り同社はA380の運用機数を拡大する計画としており、エアバスとボーイングを代表する大型機種のA380とB747での運航で、当面は多くのファンを楽しませてくれそうです。

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