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タイ国際航空、2027年までに計51機を導入し事業を拡大する方針 需要の回復でワイドボディ機が不足

 タイ国際航空は、事業拡大を目的として2027年までに計51機を導入を導入する計画であることがわかりました。

 これは同社のChai Eamsiri CEOが明らかにしたもので、機材更新を兼ねて事業を拡大するために計51機を導入する予定とし、A321neoを10機、A350-900を11機、残りの30機はワイドボディ機になるとし、既報の通りこの30機分はボーイングとエアバスに提案依頼書を発行するとしています。

 なおA321neoに関しては、2025年から受領を開始し、A350-900型機については、今年中に4機を受領する予定です。

 現在多くの航空会社が需要の増加に対応するために、航空機の取得を急いでいることから、新機材の調達は現在厳しい状況にあると同CEOは述べており、中古機市場で燃料、メンテナンス、人件費を節約できる機材の調達を検討しているとしています。

 そのほか現在同社が保有する45機のワイドボディ機だけでは不十分であるとしており、機材調達は競争力を高めるためであるとしています。Photo : Thai Airways

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