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タイ国際航空、30機のワイドボディ機の導入に向けエアバスとボーイングと協議を開始へ A380の処分も交渉材料にする見通し

 タイ国際航空は、約30機のワイドボディ機の導入に向けエアバスとボーイングと協議を開始することがわかりました。

 これは同社のChai Eamsiri CEOが、現在イスタンブールで開催されているIATAの総会でのインタビューで明らかにしたもので、30機のワイドボディ機の導入に向け、エアバスとボーイングに提案依頼書を発行する予定であることを明らかにし、これら機材は、短距離路線と長距離路線の両方をカバーする機材であることが条件としています。

 また交渉の一環として、長期保管中のA380型機の処分を含める予定であるとし、既報の通り同社でのA380型機の再運用は、現時点で想定していないことがわかっています。

 このほか、タイスマイル航空向けの機材としてA321neoの発注も予定しているとし、同社は再び保有機材を拡大させる方針とみおられます。

 なおA380においては、これまでにルフトハンザドイツ航空やマレーシア航空が、新型機の発注においてA380をエアバスに引き取ってもらう条件の契約を結んでいます。

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