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ブリティッシュエアウェイズ、A380型機の機内改修に着手へ 運用想定期間も延長が有力

 ブリティッシュエアウェイズは、A380型機の機内改修に着手する方針であることがわかりました。

 これは同社のSean Doyle CEOが明らかにしたもので、保有する全12機のA380型機の機内改修に数億ポンドを投資する予定であるとしました。

 これによりA380型機には、各座席クラスにおいて最新型が搭載される予定となり、同CEOによれば「格別な飛行体験」が提供されるはずだとしています。

 またこのように多額の投資を行うことから、A380型機の想定運用期間を更に延ばすものとみられており、同社は、保有する12機のA380のメンテナンス契約を2027年8月までルフトハンザハンザテクニックと結んでいますが、これが延長されることも有力です。

 現在までに具体的な更新時期は明らかにされていませんが、エミレーツ航空のようにA380型機の性能を最大限活用しているのがブリティッシュエアウェイズとなり、当面はA380型機の活躍をみることができそうです。なおブリティッシュエアウェイズのA380型機の平均機齢は9.3年となります。Photo : British Airways

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