アメリカのRTXは、傘下のエンジン製造を担うプラット&ホイットニー社のA320neo向けのエンジンにおいて、点検が必要になったことを明らかにしました。
対象となるのは、2015年~2021年に製造された「PW1100G-JM」となり、エンジン内の金属部品に問題がある可能性から、今後約1200台が解体して点検する必要がある見込みです。なおこの問題においては、直ちに安全上の問題に直結するものではないとしています。
また現在製造中のエンジンにおいては問題がないことから、今後の納入数に変化ないとしており、エアバスもA320neoの製造スケジュールに影響は無いとしています。Photo : Airbus
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