国土交通省航空局は、2024年度(令和6年度)予算の概算要求を公表し、各空港の事業内容と要求額の詳細が明らかになっており、今回は中部国際空港の詳細をまとめます。
【中部国際空港】要求額：7億円 6年度財政投融資要求額235億円
中部空港においては、24時間運用のため、開港から一度も滑走路の大規模補修を行っていないことから劣化が進行しており、早期に対応していくことが重要な課題としています。
大規模補修時においても、継続的な空港運用を可能とすること及び完全24時間運用を実現すること等を目的として、滑走路の増設等の機能強化の取り組みを進めます。令和6年度は、財政投融資の活用も含めて、航空機の安全な運航を確保するために航空保安施設の更新等を実施します。
Photo : 国土交通省
会社事業として令和6年度は、中部国際空港会社により、第1ターミナルの改修や航空灯火をLED化する事業等を引き続き実施します。また、滑走路の増設にかかる環境影響評価等を引き続き実施します。
中部国際空港、第2滑走路の工事着手は2025年度を目標時期に設定し2027年に供用開始へ 今後はターミナルのリニューアルも計画
