エアカナダは、嘔吐物で汚れた座席を提供し物議を醸しています。
トラブルがあったのは、2023年8月26日のラスベガス発モントリオール行きのAC1706便となり、座席が嘔吐物で汚れていたことから。その座席にアサインされた乗客が着席を拒否するも、満席を理由に、降機して自費で代替便を手配するか、警備員に連れられ搭乗禁止リストに追加されるかの二択であると迫った対応を行った模様です。
このトラブルを見ていた乗客の証言によれば、異臭が漂い、座席とシートベルトは濡れた状態で、嘔吐物の一部が残った状態であったとし、恐らくは全便の乗客が嘔吐したものと推測されるとしました。
またエアカナダ側は、適切な清掃を行わず、臭いを隠すためにコーヒーのカスを撒いたほか、香水を吹きかけるなどし、同社の対応には総じて問題があったとし、このトラブルがSNSで共有され、エアカナダを批判する声が高まりました。
その後エアカナダ側は、調査を行い、不適切な対応があったことを認め、トラブルがあった乗客に謝罪したことを明らかにしています。Photo : Air Canada