イスラエル航空宇宙産業(IAI)は、改修貨物機の777-300ERSFを来月開催されるドバイ航空ショーで展示する予定です。
このプログラムにおいて開発される777-300ERSF(ビッグツイン)は、2022年に生産が終了したB747型機の後続機として役割を担うことが想定されており、同機はB777Fに比べ20トン多く貨物を搭載でき、燃費効率もB747に比べ21%改善する仕様となっています。
搭載貨物量が増えることにより、床面の強化などを実施し、床下の貨物スペースにおいてはB777-300ERの約30トンから改修後は約100トンを輸送できるようになります。
ドバイ航空ショーでの展示は「ビッグツイン」貨物機改造プログラムの初の航空ショーとなり、プロトタイプ777-300ERSF、登録番号N778CKが展示され、新規受注を含め多くの注目を集めることになりそうです。Photo : IAI