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エミレーツ航空、ATG社製の新電子調光窓の採用を決定 B777XとA350型機に搭載 日差しの完全遮断など新機能を搭載

 エミレーツ航空は、Aerospace Technologies Group製の新調光窓「aerBlade」の採用を決定しました。

 このウインドウシェードは、エミレーツ航空が今後導入するB777XとA350型機に搭載する予定としており、エミレーツ航空がローンチカスタマーとなります。

 「aerBlade」は電子的に制御するシステムを採用しており、窓側座席の乗客は、ボタンを押すだけで、日差しの遮断、完全な遮光まで制御できるようになります。また乗務員はコントロールパネルを使用してすべてのウィンドウシェードをコントロールできるため、離陸と着陸の前にキャビン内を巡回してシェードが開いているかどうかを確認する必要が無くなります。

 なお今後は、A330、A321neo向けモデルも発売する予定としており、今後多くのエアラインで採用されることが予想されます。

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