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エミレーツ航空、リース導入しているA380を今後もさらに買い取る方針

 エミレーツ航空は、リース導入しているA380を今後もさらに買い取る方針であることがわかりました。

 先日にもリース導入しているA380を買い取ったことが判明している同社ですが、同社のSheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoum CEOは、今後も更にA380型機を買い取る方針であると海外紙に明らかにしています。

 買い取りの明確な理由は明らかにしていませんが、この動きは当面運用を続けるA380型機のスペアパーツの確保が目的とみられており、同社は2040年代までA380型機の運用を続ける方針であることから、今後機齢を重ねることで多くの整備が必要になることから、それを見越した部品確保のための取り組みとなります。

 なおこれまでに3機の買い取りを行った同社ですが、A6-EDC は3,050万ドル、A6-EDPおよび A6-EDTは3,500万ドルでで買い取ったとみられています。なおエミレーツ航空は119機のA380型機を保有していますが、自社所有分は57機となります。Photo : Emirates

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