デルタ航空は、2030年までにB767-300ERを退役させる方針であることがわかりました。
これは同社のGlen Hauenstein 社長が明らかにしたもので、2028年までにB767-300ERを長距離国際線から退役させ、2030年までに同型機を完全に退役させる計画であるとしました。なおB767-400ERにおいては、引き続き2030年代も運用を継続させる方針としています。
現在同社は、21機のB767-400ERと45機のB767-300ERを運用しており、これらB767シリーズの平均機齢は26年となり、機材更新が必要な時期に差し掛かっています。
なおこの退役に伴い、一部の更新機材はA350シリーズが予定されており、ワイドボディ機のエアバス機の比率が高まることが予想されています。Photo : DELTA