国際航空運送協会(IATA)は、2023年は世界の航空需要がコロナ前の94%まで回復したことを明らかにしました。
コロナ前の2019年と比較すると、2023年の航空需要は94.1%まで回復したことが確認され、特に2023年第4四半期は98.2%の回復が確認されるなど、右肩上がりで航空需要は回復しています。
今回の発表に際しIATAのWillie Walsh 局長は「需要の回復は良いニュースです。人々がビジネス、教育、苦労して取得した休暇などのために旅行する中、航空需要の回復は世界経済に原動力を与えています。政府が繁栄を促進させる航空業の重要な役割を忘れることはあってはなりません」と述べています。
このままのペースで進むと、2024年には世界の航空需要は2019年を超えることは確実視されており、今後も右肩上がりで世界の航空需要は増え続けれると予想されています。Photo : IATA