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エアバスの貨物新会社の「エアバス・ベルーガ・トランスポート/AiBT」がアメリカ運輸省(DOT)から運航認可を取得 アメリカへの乗り入れが可能に

 エアバスの貨物新会社の「エアバス・ベルーガ・トランスポート/AiBT」がアメリカ運輸省(DOT)から運航認可を取得しました。

 この認可により、アメリカへの乗り入れが可能となり、主に大西洋横断路線を運航することが予想されます。

 同社が運用するA300-600をベースにした5機のベルーガSTは、これまでエアバスの大型航空機の現場間輸送を支えてきましたが、エアバスの旅客機生産の増強に伴い、次世代のベルーガXL(正式名称:A330-700L)へ更新されることから、エアバスは旧世代機を運用し新貨物会社となるAiBTを設立しました。

 これまではベルーガは、自社向けの輸送に注力して、主に欧州域内での運航を行っていましたが、今後は積極的に外部顧客のチャーター便を運航する予定としており、2024年は顧客基盤を拡大することを目標に掲げています。昨年には「H225」の輸送でベルーガSTが日本へ飛来したように、今後このような機会が増えていくことが予想されます。Photo : Airbus

エアバスの貨物新会社の「エアバス・ベルーガ・トランスポート/AiBT」がAOCを取得 今後は外部顧客の貨物輸送の受注を強化へ

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