大手航空機メーカーのボーイングは、2024年2月20日からのシンガポール航空ショーに民間航空機を派遣しないことを発表しました。
これまで同社は、主力機や開発中の最新鋭機を派遣して顧客にその性能をアピールする場として、航空ショーを大いに活用していましたが、エンターテイメント(日本でいう祭り)のような側面も持つことから、一連の問題にの解決に専念するため今回は航空機を派遣せず、事実上の自粛を行う模様です。
なお同社は、B777Xの客室モックアップを展示するほか、軍事関係においてはこれまで通り航空機を派遣する計画です。
またライバルとなるエアバスは、A350やA330neoを派遣する予定としており、更なる受注獲得を目指す方針としています。Photo : Boeing