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納入前のB737MAXの一部機体で新たな欠陥が見つかる 間違った場所にドリルで穴開け

 開発後様々な問題が発覚しているボーイングのB737MAX型機において新たな欠陥が見つかったことがわかりました。

 今回見つかったのは、ボーイングに機体を供給するスピリット・エアロシステムズが、製造過程において、ドリル穴を不正確に開けていたものとなり、納入前の約50機のB737MAXにおいて、修正作業が必要になった模様です。なおこの問題は直ちに安全に直結する問題ではなかったとされています。

 このトラブルにより一部のエアラインへの納入が短期的に遅れる見込みですが、影響は限定的とみられています。

 今回の問題発覚において、相次ぐトラブルとして批判する識者もいますが、一部では監視体制強化により予防的に問題を事前に把握したと評価する識者もいるのが現状となっています。Photo : Boeing

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