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デルタ航空機内にて手荷物からウジ虫が湧いて乗客に向け落下するトラブル 航空機は出発空港へ引き返し

 現地時間2024年2月13日、デルタ航空の機内で乗客の手荷物からウジ虫が湧いて乗客に向け落下するトラブルが発生し、当該機は出発空港に引き返しました。

 トラブルが発生したのでは、オランダ・スキポール発デトロイト行きのDL133便を担当したA330-300型機(N821NW)となり、スキポール空港を離陸し、しばらくすると頭上の手荷物からウジ虫が湧き出て、乗客に向け落下しました。一部乗客はパニックになった模様で、当該機は出発空港のスキポール空港に引き返すことを決定しました。

 その後手荷物から腐った魚が見つかり、その魚に多数のウジ虫が寄生しそれが逃げ出たことがわかったことから、乗客を降機させ、機内洗浄を行いました。なお乗客は他の便へ振り替えとなりました。

 デルタ航空機内においては、昨年に「バイオハザードの問題が発生した」とパイロットが宣言し、出発空港のアトランタ空港に引き返すトラブルが発生しており、乗客起因によるトラブルに再三見舞われています。Photo : DELTA

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