FSC 航空ニュース

経営再建中のバンブーエアウェイズ、エンブラエル機の退役を決定

 経営再建中のバンブーエアウェイズは、エンブラエル機の退役を決定しました。

 同社は、経営難に陥ったことから、従業員数の削減、路線ネットワークの縮小、保有機材の縮小を進めており、機材に関してはエアバス機のみに統一する方針としていましたが、リース会社と2024年3月末までに保有する3機のE190のリース契約を終了することで合意したと発表しました。これに伴い、ホーチミン・ハノイ~コンダオ島へ向かう路線を4月から運休する予定としています。

 同社は、既にボーイング機の退役を完了させており、今回のエンブラエル機の退役に伴い同社は、エアバス機のみを運用するエアラインとなります。

 今後同社は、再び事業規模を拡大する戦略としており、4月からエアバスA320/A321を8機導入し、年末までに機材を12~15機に拡大する計画とし、2025年には再度国際線に進出する計画となります。Photo : Bamboo Airways

べトラベル航空、2024年にベトナムから高松・福島へチャーター便を運航し今後日本路線を拡大へ

バンブーエアウェイズ、従業員を60%削減、路線網を80%削減、保有機材の3分の2を削減 新CEOは2024年の黒字化も視野

日本にも就航が期待されベトナム初の貨物エアラインになる予定のIPPエアカーゴ、世界景気の後退を理由に計画を一時凍結