昨年会社更生手続きを行った韓国のLCCのフライカンウォン/フライ江原は、経営再建計画の提出期限の延期を裁判所に申請し認められました。
今回の延期申請は7回目となり、現地の報道では裁判所が延期を認めない可能性なども指摘していましたが認められ、新たな提出期限は4月5日となりました。
現在のところ、買収意向を示している企業は多数あるとみられており、今後買収計画が具体化するのか注目となります。
なお既に同社の航空運送事業許可(AOC)は、失効しており、仮に買収先が見つかり再建が決まったとしても、再就航には多くの時間が必要になるとみられ、当初計画された2024年上半期の再就航は、現実的ではない状態と考えられます。Photo : Fly Gangwon