大韓航空は、A350-1000×27機とA350-900型機×6機を導入する137億ドル相当の契約をエアバスと締結したことを発表しました。
今回の機材導入は、中長期機材運営計画の不足を補うもので、アシアナ航空との統合を見据えた準備となります。環境にやさしいA350型機を導入することでESG経営にも力を注いでいく方針としています。
現在同社はA350型機を保有していませんが、統合を予定するアシアナ航空は15機保有し更に15機を発注中となっており、今回大韓航空がA350を発注したことで統合後の大韓航空は同型機を長距離国際線の主力機として位置づけていると考えられます。
なお大韓航空は今回のエアバス機33機の他に、B787-9を10機、B787-10を20機、B737-8を30機、A321neoを50機、合計143機の導入計画を既に発表しています。最新機材を積極的に導入することで 更に安全運航に努めるとしています。