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JALの中期計画の貨物郵便事業について

 JALグループは「2021-2025年度 JALグループ中期経営計画」の達成をより確実なものとするため、「2021-2025年度 JALグループ中期経営計画ローリングプラン2024」を策定し、今回は発表された貨物郵便事業に焦点を当てます。

 同事業においては、航空の利点を生かして物流業界の課題を解決し、持続的な物流ネットワークを実現する計画とし、2025年度には売上高2,000億円を目指します。

 また貨物専用機事業の新規展開により、自社の貨物専用機の導入および欧米等長距離路線への他社貨物機を活用した供給拡大により、機動的かつ柔軟な供給体制を構築し、大手物流パートナーとの強固な提携関係により、新たな顧客ニーズへ対応することで、社会課題の解決に貢献するとしています。

 このほか戦略品目の輸送による単価の維持・向上を目指し、医薬品、日本の地域産品/生鮮、国際エクスプレス・eコマース/宅配、ケミカルの輸送量を拡大します。


Photo : JAL

 上記計画を旅客定期便の貨物スペース、JALカーゴの貨物専用機のB767BCF、スプリングジャパンが運航するヤマト運輸のA321P2Fで実現する計画です。

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