キャセイパシフィック航空CEOは、2024年末から2025年前半にかけ完全に需要が回復する見込みであるとの見解を示しました。
現在の旅客便数はコロナ前の水準の80%に回復しており、年末からはコロナ前の水準に完全に戻ると予想しているとしました。また現在約80路線のネットワークとなっていますが、従来のネットワークの再構築に取り組むとしており、9カ月以内にその数を90路線にまで拡大したいとしました。
新型コロナウイルスの影響を引きずった香港と中国市場ですが、他市場に遅れながらも航空需要が完全回復する目途がたってきており、コロナ以前まで貨物ハブでであった香港空港の機能も含めてどこまで回復していくのか注目となります。Photo : Cathay Pacific